大学と雑貨屋の異色コラボ

立教大学は都内の雑貨・インテリア商品の輸入販売をてがけるアントレックスとのコラボレーションを実施した。内容は大学付近に開設したコラボレーションショップ「レインボースペクトラム」の運営に同大学の学生が参加する、というものだ。

学生側は店舗の企画から商品の取捨選択、接客などを担当し、店舗運営の中核を担うことで、自らリスクを負うことなく、ビジネスのエッセンスを体験することができる。実際に学生は自分で欲しくなるような商品を進んで取り扱い、ポップなどの広告物も自ら手がける。

一方企業側は、学生の生の意見を集め、他の店舗運営や商品企画に反映させることができる。まさにwin-winの関係ということになる。「レインボースペクトラム」は池袋駅近くにあり、立教大学に限らず学生の利用が多いことから、潜在需要を掘り起こすのも狙いだ。

学生は実際のビジネスに触れるチャンスを、企業は若い感性を、それぞれ要求するものを相互に与え合う、「コラボレーション」ならではの試みと言えるだろう。

● 参考URL
http://www.sankeibiz.jp/business/news/150815/bsd1508150500002-n1.htm

● 基本軸:顧客・プロモーション軸
● 効果軸:新規顧客獲得
● 企業名:立教大学×アントレックス
● 対象範囲:雑貨
● 内容:学習支援・店舗運営
● 時期:2015年8月~
● 告知・開催媒体:Twiiter、Facebook等