全国農業協同組合連合会とサンヨー食品株式会社が仕掛ける「美味しい」コラボレーション商品

サンヨー食品と、全国農業協同組合連合会とのコラボレーションにより「サッポロ一番×全農カップスター」が誕生。こちらの商品は、主な食材を地域の農畜産物を使用して作られたカップラーメンになっている。第1弾は2016年1月に発売された「塩タンメン」と「ピリ辛味噌ラーメン」で、こちらには群馬県の「嬬恋高原キャベツ」が使用されている。

「サッポロ一番カップスター」という、1975年の発売からロングセラー商品として人気を誇っている商品に、新たな付加価値として「地域ブランド農畜産物」を掛け合わせることによって誕生した新商品は、大きな話題となった。第1弾の発売後すぐ、2016年4月には第2弾、そして第3弾が2017年8月に登場するなど、立て続けに新商品が発売されている。また「大西海豚」という長崎県産のブランド豚で作ったチャーシュー入りのちゃんぽんと、「とよみづき」という北海道産のブランド大豆で作った豆腐入りのチゲ風ラーメンが、第7弾として2017年8月に発売された。

サンヨー食品側から全農にこのコラボレーション企画を持ちかけて始まった取り組みではあるが、サンヨー食品の積極的に国内の農畜産物を使用し、信頼感そして安心感の高い商品の開発をしたいという思いにJA全農も共感したことから実現に至った。

販売網を全国にもつサンヨー食品と、クオリティの高さを誇る国内農畜産物とがコラボレーションすることにより、丹精こめて作ってきた品質の高い食材にスポットが当たり、そしてそれをサンヨー食品の全国の販売網で発売されることで、地域のJAや生産者の認知の向上や消費拡大につながり、サンヨー食品にとっては、消費者に安心感と信頼感を国内産食材の使用によってアピールすることができる。

野菜との相性が抜群なサッポロ一番は、2016年4月に発売されたヘルシーな製法で作られた「サッポロ一番グリーンプレミアム0」というインスタント麺のプロモーションでもJA全農が協力した。この際には、旬の野菜をJA全農が運営しているファーマーズマーケットからお客様にプレゼントするというコラボキャンペーンを実施し、好評を博した。

●参考URL
https://agri.mynavi.jp/2017_09_14_6250/
https://www.zennoh.or.jp/press/release/2017/571502.html

● 基本軸:商品軸
● 効果軸:話題化×拡大
● 企業名:サンヨー食品×全国農業協同組合連合会
● 対象範囲:食品
● 内容:限定商品開発
● 時期:2016年1月~
● 告知・開催媒体:公式HP