産学連携プロジェクトで異色コラボがスタート! 創業70年を機に、若いアイデアでイメージ一新を狙う

株式会社矢場とんと名古屋モード学園が産学連携プロジェクトとして異色のコラボをスタート。名古屋で長年愛されている「みそかつ 矢場とん」は、2017年に創業70周年を迎えた。これを機に制服を一新し若返りを図りたいとして、名古屋の学生たちの斬新なデザインやアイデアを募集した。

キッチン用、ホール用、アルバイト・パート用の3種類の制服デザインを依頼。特にアルバイト・パート用の制服は17年前から同じ図柄のものであったため、今回のリニューアルはイメージチェンジとして大きな意味を持つ。Tシャツの背中に付いている同社のキャラクターである「ぶーちゃん」をどのように使うかを含め、学生たちに自由な発想で考えてもらう。採用されれば、計300人の従業員が着用することとなる企画。

コラボのスタートにあたり、2016年5月13日に名古屋モード学園内で学生向けにオリエンテーションを開催。同社社長と人気キャラクターの「ぶーちゃん」が駆けつけ、ファッションやデザインを学ぶ250名の学生を前に、「みそかつ 矢場とん」の神髄を熱く語った。コラボ企画については、「地元の若者が見る矢場とんを形にして欲しい。こうしたら楽しいというイメージを知りたい」と依頼した。

当初は制服デザインの話のみであったが、学園からの新たな提案により、合計6つの大々的なプロジェクトへと発展。制服デザインの他に、販促Tシャツデザイン、什器のデザイン、店舗のデザイン、ショップバッグや箸袋、持ち帰り用弁当箱などのパッケージデザイン、ぶーちゃんがさらに親しまれるキャラクターとなるよう販売促進企画を手がける。矢場とんの企業イメージを左右する大掛かりな産学連携プロジェクトとなることから、学校を挙げて取り組んでいく。ファッションデザイン科、ファッション技術学科、ファッションビジネス学科、グラフィック学科、インテリア学科の学生たちが参加。異色コラボの結果は、2016年10月以降に発表される予定。

●参考URL
http://www.yabaton.com/modules/news/index.php?page=article&storyid=520 https://www.mode.ac.jp/nagoya/mind/case_study/3996 https://meieki.keizai.biz/headline/2256/

● 基本軸:企業イメージ軸
● 効果軸:話題化・拡大
● 企業名:名古屋モード学園×株式会社矢場とん
● 対象範囲:ユニフォーム、パッケージ、インテリア、キャラクター
● 内容:デザイン、販促促進企画立案
● 時期:2016年5月~
● 告知・開催媒体:会社HP