老舗コーヒー器具メーカーと伝統ある「波佐見焼」の波佐見町とコラボ
３点ドリップで有名な老舗コーヒー器具メーカーカリタは、長崎県波佐見町とコラボし、波佐見焼の新作ドリッパーを作り上げた。
カリタは、ドリッパーやミルなどのコーヒー関連器具の開発・販売をしているメーカー。とくにドリッパーはコーヒーがしたたり落ちる穴が３つあるのが特徴で、同形のものは会社の名前をとって「カリタ式」として広く普及している。素材にも銅製、陶器製、プラスチック製など、さまざまなものがあり、個人から店舗まで幅広い層に受け入れられている。
波佐見町は長崎県にある、山々に囲まれた町。れんが造りの煙突が立ち並ぶ「焼き物の町」として、安土桃山時代から約400年もの間、歴史を守ってきた。この町で働く４割の人が窯業に携わっているという。そして歴史に埋没することなく、常に時代に合った新しいデザインを目指してきた町でもある。
メイドインジャパンのものづくりにこだわるカリタと、職人さんたちが伝統と革新を共存させる波佐見町により生まれたのが、この新作陶器ドリッパーだ。ものづくりへのこだわりを持ったデジタル技術と、職人の緻密な技のコラボである。
●参考URL
http://www.and-kalita.com/specials/hasami
● 基本軸：商品軸
● 効果軸：新商品開発
● 企業名：株式会社カリタ×波佐見町
● 対象範囲：日用品
● 内容：新商品開発
● 時期：2015年7月8日〜
● 告知・開催媒体：HP、展示会