江戸切子や寄木細工の技術を用いて鉄道おもちゃを。日本の伝統が融合したアートプラレール、堂々完成。
タカラトミーは鉄道玩具プラレールの発売60周年を目前に、「日本のものづくりの魅力の再発見」をテーマにした日本の伝統工芸とのコラボレーションプロジェクトを発足。伝統工芸の技術を取り入れたこれまでにないアートプラレールの製作を発表した。
数ある伝統工芸の中から今回のコラボレーションでは「江戸切子」「箱根寄木細工」「京都竹工芸」「漆芸」の4作品を選定。「花火」を題材に、各分野の第一線で活躍する職人がそれぞれ技巧を凝らしたアートプラレールを製作。作品は各3両編成の構成。使用する素材もデザインもまったく異なる個性あふれる12車両の車両が完成した。夜空や花火の炸裂する瞬間など、思い思いの解釈で作られた作品はまさにアートというにふさわしい。
一般販売は行わず、プロジェクト全体を通して展示会などでの展示を主とする。高野秀徳作「江戸切子」、石川裕貴作「箱根寄木細工」、小倉智恵美作「京都竹工芸」の3作品は2017年6月の「東京おもちゃショー2017」タカラトミーブースにて展示。同年8月には「プラレール博 in SAPPORO」にも出品された。4作品目の室瀬祐作「漆芸」の完成後、2017年10月8日に現美新幹線にて1日限定で4作コンプリート版を初披露。2018年1月に開催された「プラレール博 in OSAKA」では4作品すべてが展示された。
●参考URL
https://mag.sendenkaigi.com/brain/201712/creator-idea/012006.php
● 基本軸:商品軸
● 効果軸:話題化・拡大
● 企業名:タカラトミー×伝統工芸
● 対象範囲:玩具、伝統工芸品
● 内容:新商品開発
● 時期:2017年5月26日~
● 告知・開催媒体:公式サイト、YouTube、東京おもちゃショー、プラレール博など